ああ、そうだよな。
そんなに珍しい事ではないのだな。
今でもこの空の下の何処かで誰かは似たような状況でいるのかもしれない。
姑は入院したわけであるが、その間育てている花に水をやってくれと頼まれたので、私は先程姑の家に行ってきたのだ。
誰もいない静まり返った屋内。
壁にかかった舅の写真に見守られ、私はベランダに出て花…
以前「私も許せない」という記事でも書いたのだが。
その後、その重傷者は亡くなられた。
激怒していた友人の日記でそれを知ったのである。
火事現場は彼女の職場の隣だったわけであるが、その家の娘さんは彼女に年が近かったということで普段からも仲良くしていたらしい。
重傷者はその人の母親だったということだ。
逃げる時に怪我をされ…
私はこの人が好きなのだなと思ったよ。
それは何時も私が取り沙汰にする作家であるが、今日の日記を読み益々私はこの作家が好きなのだと再確認をしたよ。
以前彼女が書いていた「騒がしい人は嫌いだ」という記述に、当時、表の私は意気消沈し、嘆きのメールを送った事がある。私の事は嫌いなのですかと。
今思うと顔から火が出るほど恥ずかし…
私は思う。
平和を望む者、戦争を無くしたいと思う者、その中にそれらを本当に無くしてやろうという気持ちを持っている者がどれだけいるのだろうかと。
平和や戦争皆無の為に、全ての人間が同じ考えを持つ事───それが平和への道だと本気で思っている者が何と多い事か。
同じ事しか考えない、同じ思想ばかりに固執する───それがどれほどの悲…
私は純粋な人間ではない。決して純粋ではない。
たとえ誰が私の事を神聖視しようとも、私は決して神聖でも純粋でも、況してや人々の見本になるような素晴らしい人間でも良い人間でもない。
私は何度も逃げてきた。逃げて逃げて逃げ通しだった。
今現在も逃げている。
リアルの私が書けない事を此処で綴っている。
本来なら此処ではない場所…
たとえば何か悲劇的な事がある人に起きたとしよう。
そうだな。
残酷にも殺されてしまったとか。
それについて全く縁も縁も無い私達がニュースなどでそれを知り、不幸な目に遭った人を可哀相だと思い、家族に対して同情を持つ事はあって当然であろう。
その延長線上で犯人に対して嫌悪感を感じるのも確かにある。
どのような理由があれ、殺人と…
私の尊敬している人が日記で書いていた。
「お金も名誉も人を幸せにはしてくれない
自分の好きなことだけをして
一生楽しく過ごすことが一番幸せなのだ」
それはそうだ。
こう言っては誤解を招くかもしれないが、お金も名誉も手にするのが簡単な人は、自分の好きな事だけをする事はなかなか出来ないのではないか?
そして、好きな事…
大好きな彼が言っていた。
「人間は一人の方が強い」
誰かと絡むと心が弱くなるのだと。
だから闘うのなら一人の方がいいのだと。
確かに誰かの為に強くなれるというのはある。
それで強くなれる人は誰かの傍にいればいいと思う。
だが全ての人間がそうだとは限らない。
誰かの為ではなく、自分自身の為に強くなる場合だってある…
友人が自分の日記でこんな事を書いていた。
「日本はそもそも過去そんな関係が普通のお国柄だったから、精神論だけでいったら、日本中ごく当たり前に、主従夫婦関係だろうなあって思わないでもない」
全ての外国人が──というわけではないとは思うのだが、大体において外国は女性上位な気質であるような感じがする。
今でこそ海外かぶれをしてき…
素晴らしい。
あなたの人間像を私は愛するよ。
あなたの味方だよ。
誰があなたを非難しようとも。
誰があなたを軽蔑しようとも。
誰があなたに幻滅しようとも。
芸術家はそうあるべきだ。
人格者など糞食らえ(笑)
幸せになれない訳、漸く分った。
寂しさに囚われてしまう訳。
悲しみに泣いてしまう訳。
…
時々、寂寥感に囚われて物悲しくなる事があるが、それだけならまだしも居た堪らぬほどの寂しさに囚われて抜け出せなくなることがある。
そんな時は、思うに任せて文字を殴り書くのだが、それでも収まらぬ時もある。
私は物分りが良い訳でもないし、冷静な人間でもない。本質は如何し様もないほどの我儘な人間だ。
だが確かに物分りの良い私もいる。冷…
私の友人は所謂同性愛を題材にした物語を読んでいる。
別にそれだけしか受け付けられぬと言う訳でもなく、普通の男女の恋愛物も読んでいるのだが。
今回その友人がとある同性愛物の小説を読んだ感想を書いていたのを読み、色々妄想を逞しくしてしまったのだが。
内容自体は伏せておくが、男が男に執着するという物語なのだが(所謂男が男を愛するとい…
TVアニメのこち亀を見た。
実にタイムリーな話だった。
ある老人が好きな女性とデートする事になったのだが、以前彼女に自分はかなりの金持ちであるという嘘を付いてしまい、それを知られたくないからと両津に何とかしてくれと頼むという話だったのだが。
結局相手の女性は老人の嘘は最初から分っていたという事だった。
だが彼女はその嘘を話し…
「幸せな人」でも書いた私の尊敬するその方は料理が得意だとは話したが、なんと裁縫も得意らしい。益々尊敬してしまった私である。
料理はそれでも健康とか兎に角生きていく上では必要不可欠であるから、嫌いでも何とか頑張ってみようとは思ったが、裁縫はそれほど重要視していなかった。
極端に言えば、着れれば何でもいいという考えであって、ほとんど…
分らない事を分らないままにしておく事も良い場合がある。
ある方の日記を読んで、ふっと今回疑心暗鬼に色々と囚われた事を思い浮かべてしまった。
その人は別に人間関係における事でそのような事を書かれた訳ではないのだが、例によって例の如く、私は一つの話題を別の話題に広げてしまう名人であるのでそう思ってしまったのだ。
曲解にも近い事…
私は料理が嫌いである。
のっけから何を言ってるのだとお思いだろう。
とかく女が料理が出来ないとか料理が嫌いだとか言うと「女がそんな事では」と眉を顰める者がいるが、それこそ差別だと私は思う。
ただ、家庭を切り盛りする主婦が「料理が嫌いだからしない」というのは、流石の私でも「それはまずいな」とは思う。
やはり食べるという事は…
友人が読んでいるある小説で、彼女は少ながらずショックを受けたらしい。
あるカップルが出てくる話なのだが、どうやら一方のキャラがDVとも取れる行動を取ったらしい。
私は読んでいないので詳しい事は分らないのだが、何となく想像はつく。
読んだ事が無くとも大体の粗筋は知っているからだ。
諍いというものは、二人の人間の繋がりを表現…
私の知り合いがこんな事を書いていた。
「友達愛のほうが余程ましだ」
恋人に対して要求がましくなる。
すれ違いで妄想を逞しくしてしまう。
何時も見ていて欲しい。
独占欲もバリバリ出てくる。
愛とは一体何だろうと。
何故愛を私たちは求めてしまうのだろうと。
身勝手で独占欲が強く、はたから見れば醜い事この上ないのに…
友人が日記で怒りまくっていた。
彼女の職場の隣が火事になったのだが、早朝でまだ家族が寝入っていた時のこと、居住者に重傷者も出たらしく大変だったらしい。
其処は観光地でもあるのだが、観光客の親子がその焼け跡の前でポーズを取って写真を撮っていたということだ。
彼女は物凄く怒っていた。
その親子と先日死刑判決を受けたあの男…
そう。
信じる事は難しい。
それでも彼女は今自分を信じようとしている。
私も同じだ。
彼女は彼が自分をこの3年間信じていなかったらしいと言っていた。
私の友人も同じだった。
何時も「君の事は信じていない」と言っていた。
彼女も「この世で一番大事だと思われたかった」と言っていた。
私も同じだった。
だが彼女も…