《笑うという感情、泣くという感情 》【03年08月17日(日) 23:42】

私の好きな作家が言っていたのだが。

玄人ではなく素人が「笑わそうとする」のが見ていて辛いと。
だから笑わそうとしないほうがいいと。
それに関連してその人が言っていたが「笑わせるよりも泣かせるほうが簡単」だと。

それについては確かにそうかもしれないなと思った。

私はお笑いが好きなのでわりとお笑い芸人の人たちを尊敬しているところがある。
人を笑わせる事、それが天然で笑わせるのではなく、笑わせようと思ってそれを見事達成できるというのは才能ある証拠である。
頭がいい人ではなければ計算して他人を笑わせる事など出来ないと思うのだ。
笑わせる事に才能のない人間は、本当に見ていて気の毒になるほど寒いのである。

反対に泣かせる事は簡単であると思う。

笑いのツボというものは人それぞれである。
天然で笑えるというのも、それで笑う人もあれば笑えない人もいるわけであるから、万人が笑うツボが同じというわけではないのだ。
だが、泣きのツボというものは、なぜか万人に共通したツボというものがある。

人の死とか。
子供のひたむきさとか。
動物の触れ合いとか。
人と人の繋がりとか。
切ない恋愛とか。
音楽とか。

勿論、全てが同じツボで泣くという事はあり得ない。
だが、得てして笑いよりは泣きのツボというものはたいがいの人間が共通しているような気が私はする。

人というのは、案外にも他人と同じような体験とか過去とかを持っているものなのだと、私は最近気付いた。
私自身が実に多くのシンクロを感じてきたからだ。

何故?
如何して?
あなたに私の気持ちがわかるの?
私もあなたと同じ体験をした事があるよ?

そんな場面に出逢った時、人は簡単に泣いてしまう。
自分の思うままに何かを書き綴っていたら、そうなった。
誰かが思うままに書いていたものに、そうなった。
私だけではない。
他にもそういう人は沢山いるのだ。
そんな所に小説のヒット作のヒントがあるんだね。

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